ビジネスフォンの工事で聞くチャンネル数って何?機械が苦手な人でもわかる簡単講座!

ビジネスフォンを導入する際、決めなければならないのが「回線数」と「チャンネル数」です。それでなくても機械が苦手な方からすると、難しいと感じてしまいますよね。本記事では、回線数とチャンネル数の違いや、チャンネル数の決め方を分かりやすく解説していきます。

回線数とチャンネル数の違い

回線

どう違う?回線数とチャンネル数

ビジネスフォンを導入する際には、回線数とチャンネル数を決めることになります。しかし、似たような単語ばかり並んでいて、それぞれの違いがわからず苦手意識を持っている方もいるでしょう。まずはチャンネル数の前に、回線数とチャンネル数の違いや特徴について解説していきます。

回線数は外線の数

回線数は、外部と繋がっている電話線数のことを指します。よく間違えられやすいですが、電話番号や同時通話数を表す言葉ではありません。また、回線の種類によっては1回線で電話番号やチャンネルを複数利用することも可能です。例えばNTTのひかり回線なら、利用できる最大数が、チャンネルは300・電話番号は7000となっています。

チャンネル数は同時通話数

一方チャンネル数は同時通話ができる人数をさします。上限数は回線によって異なり、チャンネル数以上の人数で同時通話することはできません。ビジネスフォンを選ぶ際には重要なポイントとなります。

 

回線によって異なるチャンネル数

上限数

回線の種類によって、チャンネル数は異なります!

回線の種類は4つあり、それぞれチャンネルの上限数が異なります。回線ごとの特徴をご説明いたしますので、詳しく見ていきましょう。

アナログ回線の場合には

アナログ回線は、1回線につき1チャンネルが上限です。メタル線(銅線)でつなぐ回線方式であり、一般家庭で使われる昔ながらのタイプとなっています。また、ダイヤル回線とプッシュ回線の2種類あるのも特徴です。通信料金は変わりませんが、発信速度はプッシュ回線の方が速くなっています。停電時でも使える可能性が高い安定した回線なので、会社では災害に備えて一部をアナログに変えておくのも手です。

ISDNの場合には

ISDNは、1回線につき2チャンネルが上限です。回線方式はアナログ回線と同じメタル線(銅線)ですが、伝送方式はデジタルとなっています。既存の回線を使用するので、工事が不要でコスト削減になるのが嬉しいポイントです。その分、接続するにはIDとパスワードを入力する必要があるため、少し手間がかかります。

ADSLの場合には

ADSLは、1回線につき1チャンネルが上限です。既存の電話回線を利用する方式となっており、発信と受信の速度が異なる非対称デジタル回線でもあります。速度はISDNより速いので、チャンネル数より速さを求める場合に向いているでしょう。また、接続する手間が不要なので、手間がかからないのも特徴です。さらに繋いだままでも料金が発生しないため、コストの削減にもなります。

IP電話の場合には

IP電話は、1回線につき複数チャンネル利用可能です。インターネット環境を利用しており、オフィス向きの回線となっています。利用料金はアナログ回線に比べて安く、通話料も距離に関わらず一律です。もし光ファイバーが導入されていない場合は、工事をする手間が発生します。

ひかり電話の場合には

NTTが提供するひかり電話には、チャンネル数の異なる3つのプランが用意されています。「ひかり電話家庭用」は2チャンネル、「ひかり電話オフィス」は8チャンネル、「ひかり電話オフィスエース」は300チャンネル利用可能です。また、回線数は基本的に1回線のみとなっています。

同時通話が何人分必要なのかを考える

チャンネル数

チャンネル数はいくつ必要?

導入する会社の規模や従業員数によってそれぞれなので、自社には何チャンネル必要なのか考える必要があります。同時に通話する人数が、10人であれば10チャンネル必要ですし、100人であれば100チャンネル必要です。よく同時に従業員が電話をする会社ほど、しっかりと考えなければならないポイントとなります。

従業員分のチャンネル数を確保する必要はあるのか?

もし従業員全員が同時通話する可能性があるなら必要ですが、基本的には全員で利用することがないため必要ありません。同時使用する電話の数を把握し、人数に合った回線の種類とチャンネル数を選びます。複数人で利用するオフィスの場合は、複数チャンネルに対応したIP電話やひかり電話が向いているでしょう。

妥当なチャンネル数とは

一般的に妥当とされているチャンネル数は、ビジネスフォンを利用する従業員の3分の1です。例えば100人だとしたら、35チャンネル前後が目安となります。業種などによって差が出てくるので、足りない場合は従業員の3分の1を目安にするといいでしょう。当然チャンネル数が増えれば維持費も高くなってしまうので、最低限必要なチャンネル数だけを確保するのがコツです。

まとめ

ビジネスフォンの工事でよく耳にするチャンネル数とは、同時に通話できる人数のことです。利用できるチャンネル数は回線の種類によって異なり、オフィスでの使用には複数チャンネルに対応したIP電話やひかり電話が向いています。また、妥当とされているチャンネル数は、ビジネスフォンを使用する従業員の3分の1です。実際にビジネスフォンを導入する際には、目安を参考にして自社に合わせたチャンネル数を選びましょう。