家のリフォームをする場合LAN工事はするべき?LAN工事が必要な理由とは?

家のリフォームを検討中の方は、どんなふうに自宅を変えたいのか色々と楽しく悩んでいると思います。
建物の耐震性やお部屋の断熱性を上げたり、ウッドデッキやロフトなどの新しい機能を付け加えたり…夢が広がりますね。

せっかくのリフォームですから、この機会にLAN工事を行い、インターネットの使用環境も最新にしてみてはいかがでしょうか。

今やスマホやタブレットはどこの家にもある時代。
それらのネット接続機器が家庭内で快適に使えるのは当たり前になってきているのですから。

今回は、リフォームにおけるLAN工事の必要性をはじめ、具体的にどんな工事方法があるのかについて説明していきます。費用の区分なども載せてありますので是非参考にしてみてください。

 

リフォーム時にLAN工事が必要になる理由

ではなぜ、リフォーム時にLAN工事を行ったほうがいいのでしょうか?
「必要になったときに工事を依頼すればいいのでは?」と思う方もいるでしょう。

しかし、リフォームとLAN工事は同タイミングのほうが望ましいのです。

まずはその理由から解説していきます。

 

電気配線計画を立てやすい

リフォームの内容によりますが、家の中のさまざまな工事をするにあたって、電気や電話の配線を変更するというケースは多くあります。
各配線は壁の中を通してあったり、天井裏を通してあったりと見えにくいように施工されていて、部屋にはコンセントという形で出ていますよね。

LANも電気や電話と同じ電気信号を通すケーブルですので、同じ性質のもの同士、一緒に工事をしたほうが工事がしやすく、電気配線計画を立てやすいのです。

こういった物理的な作業のしやすさの面で、リフォームのタイミングでLAN工事をするというのは適しているのです。

 

家庭環境に合わせて増設可能

リフォームに合わせてLAN工事をすることにより、今後の家庭環境の変化に合わせてLAN環境を柔軟に増設できるようになります。

そもそもリフォームのきっかけに、家族や生活の変化という点があったはず。
どんなに計画を立てて生活していても、環境変化というのは必ず訪れるものなのです。
それはネット環境においてもで同様。

リフォームに合わせて各部屋にLAN工事を行い情報コンセントを設置すれば、その先を無線LANにすることによってどのように生活環境が変わっても柔軟に対応することができます

各部屋に情報コンセントがあればLANの増設が容易

情報コンセント

将来を予測するのではなく、変化に対応できる形にしておく。
これが優れたLAN環境の整備といえるでしょう。

 

目立たない場所に設置できる

リフォームとLAN工事を一緒に行えば、LANケーブルや一部のネットワーク機器を目立たない場所に設置できます。

LAN工事を単独で行ったり、DIYで行おうと思ったらなかなか大変。
壁の中に配線を通すなどは簡単な作業ではないため、どうしても壁沿いに配線したりと見栄えが悪くなってしまいます。

ただでさえ端末機器が増えてきているのですから、せめて配線やネットワーク機器などは見えにくい場所に置きたいですよね。
リフォームとともに工事をすれば、それがしやすくなるのです。

 

通信速度を早くすることが可能

LAN工事を行えば、ネットの接続速度を速くすることができます。
「本当?」と思う方もいるかも知れませんが、その理由は有線LANを使用するからです。
一般的に無線LANより有線LANを使用したほうが通信が安定し、通信速度も向上します。

家庭内のネットワークがすべて無線LANの人は、無線親機から遠い部屋では通信が安定しなかったり、速度が遅くなったりしがち。

リフォームでLAN工事して各部屋まで有線LANを設置することにより、家中どこでも安定した通信ができるようになりますよ。

 

リフォーム時のLAN工事の方法

リフォームにおけるLAN工事の必要性がわかったところで、ここからリフォームにおけるLAN工事の方法について触れていきたいと思います。

プロならではのLAN工事の技術をご覧いただければと。

 

架空配線

敷地内に複数の建物がある場合、母屋以外の建物では無線の電波が弱かったりして、ネットの使用を諦めている人もいるかも知れません。
しかし建物間で無線を使わず、有線で配線する方法はあるのです。
いわゆる架空配線ですね。

架空配線を使えば、母屋から離れた建物でもネット環境は快適に。
各建物の使い方も変わってきそうですね。

なお架空配線で使用するケーブルは一般のLANケーブルではなく、屋外に強い専用のLANケーブルを使います。
部屋の中で使っているLANケーブルをそのまま外で使うのは危険であるという点は、念のため知っておいてくださいね。

 

地中配管経由

これも上記と同様に離れた建物同士をつなぐ配線です。
架空とは逆に、地中を通す形になります。

架空と違い風雨に晒されなくなるため、より故障に強い点がメリット。
ただ地面を掘る必要がありますので工事の規模は大きくなります
また物理的に掘ることができないケースもありますので、現実的にはあまり採用されない方法かもしれませんね。

 

宅内配線

これは屋外ではなく、各建物の内部の配線になります。
各建物にはルータなど、インターネットに接続するための玄関口となる機器があると思いますが、そこを中心に各部屋まで配線する有線LAN、それが宅内配線の範囲になります。

リフォームによるLAN工事にあたり、架空配線や地中配管の必要はないという人もいると思いますが、宅内配線は多くの人にとって必要な工事となるでしょう。

架空配線と宅内配線の区分

架空配線と宅内配線

 

リフォーム時にかかるLAN工事の費用

それでは、リフォームで実際にLAN工事をお願いする場合、どんな費用が発生するのでしょうか。
各項目と、そこに含まれる内容についてご説明します。

 

人件費

人が動くために必要な費用です。
具体的には業者の出張料や派遣料といった名目になりますね。

LAN工事はどうしても人間技が必要になりますので、ここは必須の項目と言えますね。

 

材料費

LANケーブルやルータやHUBなどの機器費用は材料費に分類されます。
また、LANケーブルを保護するための配管や固定用器具、情報コンセントなどの関連部材もここに含まれます。

LAN工事をしたあとも、ずっと形として残る物たちと考えるとわかりやすいかもしれません。

 

作業費

上記の材料を、実際に配線したり、設置したり、設定して使えるようにするところまでの費用が、作業費です。

作業費はLAN工事の品質を測る重要な項目

LAN作業者

壁に穴を開けたり、建物間の架空配線をしたりなどといった高度な配線技術も、ルータやHUBの設定などといったソフトウェア技術も含まれます。
業者の品質を測れる項目とも言えますね。

 

まとめ

リフォームとLAN工事の関連性について説明しました。
LAN工事の必要性を、改めてご理解いただけたのではないでしょうか。

実際どんな工事ができて、具体的にどれくらいの料金がかかるかは、今の家の状況や配線規模などによって大きく異なります。
業者に要件を正確に伝え、ぜひ見積もりをとってみてください。

家とともにLAN環境もリフォームし、快適な生活を送れることを祈っております!