ビジネスフォンの寿命ってどれくらい?電話機や主装置の耐用年数についてご説明します!

オフィスになくてはならないビジネスフォンですが、長年使っているとどうしてもトラブルが発生します。長期間使用することによる劣化は、電気製品には避けられないものです。

しかしビジネスフォンを買い替えるとなると、大掛かりな話になってしまいます。

本記事では、そもそもビジネスフォンの寿命はどのくらいなのか、ビジネスフォンを長期間使用することのメリットやデメリット、ビジネスフォンを長持ちさせるコツなどをご紹介します。

ビジネスフォンの寿命はどの位?

寿命

ビジネスホンはどれくらい使えるのでしょうか?

ビジネスフォンは決して安価なものではありません。なるべく寿命が来るまで使用したいと思うでしょう。

そんなビジネスフォンの寿命を考える際には、「法定耐用年数」「実際の寿命」この2つのキーワードを理解する必要があります。

まずは基本情報として、この2つの違いを抑え、ビジネスフォンの寿命がどの位なのかを把握しましょう。

主装置の法定耐用年数

法定耐用年数とは、様々な機器や設備に設定されている、その機器などに資産的価値があると考えられる期間のことです。経費上でも、この資産的価値がある期間に分割して計上します。機器を作成する側も、この設定された期間中には価値が落ちないように設計していると考えられます。すなわち、この期間内ならば大きなトラブルなく使用できるとも取れるでしょう。

さて、ビジネスフォン主装置の法定耐用年数は6年に設定されています。経費計上も6年に分けて行われるわけですから、よほど乱暴に扱わなければ6年間は安全に使用できると考えられますね。

ちなみに6年という法定耐用年数は、新品のビジネスフォンに設定されている年数です。中古品の場合は異なることに注意しておきましょう。

ビジネスフォンの実際の寿命とは

6年という法定耐用年数は、あくまでも資産価値がある年数です。ビジネスフォンを6年使用しても、まだまだ使えそうだと感じることのほうが多いでしょう。実際に一般的なビジネスフォンの寿命は、10年〜15年、長くても20年程度と言われているようです。

しかしどのような機械製品でも同じですが、使用頻度や使い方によって寿命は大きく変わってきます。また設置環境によっても、機器の劣化具合は異なってきます。その他、ビジネスフォンの機種によっても壊れやすさに違いはあるでしょうが、大体の場合において法定耐用年数よりは実際の寿命が長いことは確かです。

ビジネスフォンの替え時はいつ??

さて、ビジネスフォンを10年以上使用している例があっても、必ずしも10年使えるという確証があるわけではありません。昨日までは普通に使用できていたのに、急にトラブルが起きて使えなくなることも考えられます。

ビジネスフォンが突然使用できなくなると、大きな混乱が生じる可能性もあります。できれば問題が起こる前に替えておきたいところですが、ビジネスフォンは高価です。可能な限り長く使用したいという気持ちも、捨てきれるものではありません。ビジネスフォンをいつ替えるべきか、まさにジレンマです。

ビジネスフォンの替え時の目安として、法定耐用年数である6年を基準にしておくのも1つの手法です。

法定耐用年数は実際の寿命ではないのですが、やはり6年をすぎるとトラブルは多くなる傾向にあります。そのため、6年を過ぎた段階で、ざっとチェックをしておくと安心です。その後は、なにか少しでも不具合が生じた段階で、入れ替えの検討を開始するとスムーズです。

また、多少の不具合であれば修理して使用を継続するでしょう。

しかし、修理した後すぐに、異なるところで問題が発生するようであれば、機器としての寿命が来たと判断できます。寿命がきた機器では、故障が度重なる可能性があり、その都度こまごまと修理するのは時間やコストの無駄に繋がります。替え時が来たと決断して、入れ替えを行うことをおすすめします。

長期間ビジネスフォンを使用するメリットとデメリット

メリット デメリット

メリットとデメリットを考えることが大切です!

ビジネスフォンを長く使用することは可能ですが、それによって生じるメリットとデメリットがあります。特に、長期間使用したいと考えているならば、どのようなデメリットがあるのかをしっかり把握しておく必要があります。そして、デメリットを考慮しても長期間使用する価値があるかを判断しましょう。

長期間の使用でコストを抑えることが可能

まずはメリットをご紹介します。長期間使用する最大かつ唯一のメリットは、コスト面です。

例えば法定耐用年数6年ごとに買い換えれば、トラブルは少なくなるでしょう。

しかし当然ですが、6年ごとに購入費用がかかります。中古品を導入するのであれば、コストは抑えられますが、同時に法定耐用年数も短くなるため、結局買い替える期間が短くなってしまう可能性もあります。つまり、最もビジネスフォンに関するコストを抑えられる方法は、10年、15年と長期使用することと言えるでしょう。

カスタマーサポートが終了している可能性

デメリットの1つ目としては、長期間使用している間にカスタマーサポートが終了してしまう可能性があるということです。当然ながらビジネスフォンの販売会社も商売をしています。新しい機能を持った新機種を発売したり、上位モデルの開発に勤しみます。その流れの中で、古い機種へのサポートは打ち切られていくのは、やむを得ないことです。

ビジネスフォンは使用頻度の高い機器です。長い期間使用していれば、トラブル発生の可能性はどんどん高まります。急に問題が発生した!という時に、カスタマーサポートに尋ねることができなくなるのは大きな痛手です。

交換部品が製造されていない可能性

2つ目のデメリットとしてあげられるのは、交換部品の製造が終了してしまう可能性があるということです。どんな電気製品でも、新しい商品が開発されればそのために新しい部品が製造されます。そして同時に、古い製品の部品は作られなくなります。もちろん少し古くなったからと言って、すぐに部品がなくなるわけではありません。あらゆる機械の部品には「保有期間」というものが存在します。この期間内であれば、メーカー側が必ず部品を用意してくれます。

メーカーに寄って少々異なりますが、ビジネスフォンの部品保有期間は概ね、製造中止・製造打ち切りになってから7年となっています。

つまり、使用しているビジネスフォンが故障した際に、部品の交換をすればまだ使えそうだとしましょう。しかし部品自体の保有期間を過ぎていると、メーカー側がそのパーツを持っていないことも考えられるので、注意が必要です。

ビジネスフォンを長持ちさせるには

長持ち

ビジネスホンを長持ちさせるコツをお伝えします!

多少のデメリットが存在しても、ビジネスフォンをできるだけ長期間使用したいという場合は、どうしたら良いのでしょうか?

ビジネスフォンに限らず、モノを長持ちさせるにはそれなりの手入れや、日常的なチェックが大切になってきます。どのようなことをすればビジネスフォンの寿命を長期化させることができるのか、具体的に見ていきましょう。

主装置のほこりを防ぐ

ビジネスフォンの故障は、電話機よりも圧倒的に主装置で発生しやすくなっています。電話機はデスクに置いてあるため、目につきやすく掃除が行き届いていることが多いです。し

かし主装置はどうでしょう。大抵の場合、邪魔にならない場所に設置されるため、なかなか目が届きにくいです。すると、そこにほこりが積もっていても、気が付かれない可能性があります。

ほこりはビジネスフォンの故障原因として非常にポピュラーです。故障を防ぐためには、ほこりが溜まらないように小まめに掃除する、これが一番です。

月に1度は掃除する日を決め、忘れずに手を入れることが大切です。定期的に掃除をすることで、ほこりを防ぐ以外にも人の目に触れるというメリットが生まれます。なにか異変があった際に、気付きやすくなりますよね。

また、主装置だけではなく個別の電話機自体もほこりに弱いです。こちらもしっかりと掃除をすることで防ぐことができますが、どうしてもボタンの隙間などにほこりは溜まっていきます。気になるようであれば、専用のカバーを導入すると良いでしょう。

配線の老朽化に注意

主装置よりも更に目が届きにくいもの、それが配線です。主装置の入れ替えをする際に、配線だけ「まだ使えそう」と古いものをそのまま用いることもありますが、あまりおすすめできません。

確かに、配線だけでも既存のものを使用できればコストは抑えられます。また、外側から見ると問題はなさそうに見えてしまうので、もったいないと感じるかもしれません。しかし、古くなった配線ケーブルは、一見しただけでは確認できない内部に劣化が生じている可能性があります。

配線の老朽化を防ぐためには、主装置のメンテナンスの際などに、配線に問題がないかを一緒にチェックしてもらうと良いでしょう。その際、著しく古くなっている配線はしっかり交換することが望ましいです。

主装置や電話機のことだけではなく、配線のことも相談しやすい、信頼できる業者を見つけることもビジネスフォンの長期利用のためには欠かせません。

まとめ

ビジネスフォンは年中無休で稼働しているものです。使用頻度も極めて高い機器のため、故障リスクも高くなっています。ですが、適切な手入れや管理を行うことで、法定耐用年数以上の寿命を引き出すことも可能です。

また、ビジネスフォンにトラブルが発生すると、業務にも大きな影響を与えてしまいます。法定耐用年数の6年を過ぎた後は、基本的にトラブルが発生しやすくなることを覚えておくといいでしょう。長期間使用したい場合は、配線などのパーツにも目を配り、適切な替え時を把握できるようにしましょう。