ビジネスホンの費用をリースで支払うことはできる?メリットとデメリットは?満期後の再リースについても解説します!
ビジネスホンを導入する時には、初期費用が多くかかってしまうんだ。
その初期費用を安く抑えるために、ビジネスホンをリースするという方法もあるよ。
今回の記事では、ビジネスホンのリース契約について、詳しく説明するよ。
ビジネスホンの導入する場合には、費用が必要です。
導入にあたってかかる初期費用は、開業当初であれば、痛い出費となることもあるでしょう。
ビジネスホンは購入するだけでなく、リースを利用するという選択肢があります。
ビジネスホンの費用をリースで支払うことで、初期費用をおさえることができます。
今回は、ビジネスホンのリース費用について、メリット・デメリットだけでなく、リース契約終了後の再リースなどの選択肢も解説していきます。
パッとみでわかる目次
ビジネスホンをリース契約にするメリット
ビジネスホンをリース契約すると、初期費用を抑えて、最新機種を利用することができるというメリットがあるよ。
その他、固定資産税を払う必要がないし、リース料を経費に組み込めるから節税対策にもなるんだ。
ビジネスホンをリース契約で利用することには、いくつかのメリットがあります。
ビジネスホンの初期費用を抑えられることや節税できることなどが、メリットとして挙げられます。
ビジネスホンの購入か、リース契約かで迷っている方は、メリットを確認し、検討してみましょう。
初期費用を抑えることができる
ビジネスホンのリースは、契約期間中ビジネスホンを借りることができる契約です。
契約期間は、主に4年から7年が設定され、その間月々のリース料金を支払うという料金システムになっています。
ビジネスホンの購入とリース契約を比較すると、リース契約は初期費用を抑えた上で、ビジネスホンを導入することができます。
ビジネスホンの総合サイトであるビジフォン.comのプランを参考に見ていくと、初期費用の違いは明らかです。
リース | 購入 | |
3台(saxa PLATIA Ⅱ) | 3,500円~ | 234,000円~ |
月々の支払いは、3台で3,500円となっています。
オフィスの規模が大きくなるほど、台数も増えますが、購入費用も増えるため、リース契約は初期費用を抑えるメリットがあります。
初期費用を抑えることができるというのは、オフィスの他の部分にお金を使えるということでもあるでしょう。
オフィスを開いた当初は、ビジネスホンだけでなく、オフィスインテリアなどの設備投資も必要です。
従業員のデスクやチェア、キャビネットなどオフィスインテリアだけでも多くの経費が必要となるでしょう。
その他にも仕事に欠かせないパソコンの導入やインターネット回線の契約など、さまざまな経費がかかります。
ビジネスホンのリース契約は、ビジネスホン導入にかかる初期費用を抑えて、オフィスの環境を整えることができます。
経費を削減できることはもちろんですが、オフィス環境が整うことで、仕事の効率化や活性化を実現することもできるでしょう。
最新機種を利用できる
ビジネスホンのリース契約では、最新機種のビジネスホンを選ぶことができます。
ビジネスホンのリースを提供している業者では、最新機種も幅広く扱っています。
ビジネスホンの最新機種を購入する場合、前のモデルのビジネスホンよりも初期費用が多くかかってしまいます。
最新機種には、スマートフォン・ファックスとの連携機能や録音、転送、セキュリティ機能、ナースコールとの連携など、さまざまな機能が増えてきています、業種に合わせて最新機能が必要な場合に、リースが有効です。
最新機種を購入する初期費用を捻出できない、中古機種は機能が物足りないという場合は、最新機種のリース契約を検討してみましょう。
固定資産税を支払う必要がない
ビジネスホンなどによって発生する通信費は、固定資産税に含まれます。
ビジネスホンを購入・所有している場合には、固定資産税を納付する必要があります。
ビジネスホンをリース契約で利用する場合は、所有権自体はリース元の会社にあるため、固定資産税の支払いは、リース元がおこなうことになります。
ビジネスホンのリース契約によって、固定資産税の支払いや事務処理を省くことができます。
またリース契約に関わる料金は経費として処理することができます。
ビジネスホンのリース料金を経費に含めることで、節税することができます。
初期費用の削減と合わせて、税金対策もでき、ビジネスホンにかかる諸経費を抑えることが可能です。
ビジネスホンをリース契約にするデメリット
ビジネスホンをリース契約にすると、購入するよりも、トータルで高くついてしまう事が多いんだ。
リース契約は途中解約することができないから、良く検討する必要があるよ。
ビジネスホンのリース契約には、メリットだけではなく、デメリットもあります。
リースは、レンタルとは異なり、長期間の契約であり、解約できないなどが、デメリットのひとつに挙げられます。
支払い総額や契約完了後の処理についても詳しく見ていきましょう。
支払総額が購入に比べて高くなる
ビジネスホンのリース料金は、一見すると安く感じる方が多いでしょう。
月額のリース料金は3台数千円であるため、購入に比べるとお得に感じます。
月々のビジネスホン費用が数千円、数万円で抑えることができれば、非常にお得ですよね。
ただビジネスホンのリース契約には、月々のリース料金以外にも、保証や金利などを含めた手数料が加算されます。
多くの場合、契約期間に合わせて、リース総額の1.5%から2%の金額がプラスされています。
月々のリース料金が購入費用を下回っていても、手数料を含めると、リース総額の方が高くなります。
またリースには、維持費が含まれていないことも多いようです。
維持にともなう工事・メンテナンスが必要になった場合、別途費用がかかります。
新品ビジネスホンの購入よりも故障のリスクがあるため、修理費用が発生することも考えられます。
初期費用をおさえて、他の部分に費用を使うのか、はじめに購入し、以降の支払いをなくすのかなどから、リースと購入を検討する必要があるでしょう。
途中解約をすることができない
リース契約には、クーリングオフが適用されないため、途中で解約することができません。
数年間のリース期間中、リースしたビジネスホンを使い続ける必要があります。
新しいビジネスホンに変えたい、料金の安い他のビジネスホンのリースを利用したいといった使い方はできません。
どうしても解約しなければならない場合は、契約解除金が必要になるため、費用がかさんでしまいます。
リース契約を利用するにあたって、途中解約できないことを念頭におき、ビジネスホンをどのくらいの期間にリースするのかを計画することが大切です。
最後に解説するリース後の選択肢も考えておくと、移行や継続がスムーズになるでしょう。
契約が完了するとすべて返却しなければならない
リース契約が終了した場合、リースで利用していたビジネスホンは返却しなくてはいけません。
リース終了時期を把握していないと、ビジネスホンを利用できなくなり、業務に支障をきたす可能性があります。
契約終了に向けて、次のビジネスホンのリースや購入の検討が必要です。
ビジネスホン提供会社によっては、再リース、買取といった方法もあります。
そのままリースしたビジネスホンを使い続けるのかなどを考慮して、ビジネスホンのリース終了後の選択肢を検討しましょう。
リース契約終了後の選択肢は?
リース契約が終了したら、もう一度リース契約をするか、リースしていたビジネスホンを買い取るか、新たにビジネスホンの購入を検討する必要があるよ。
ビジネスホンのリース終了後は、基本的にビジネスホンを返却することになります。
ただビジネスホンの返却以外にも、いくつかの選択肢があります。
再リースや買取、入れ替えなどが選択肢と言えます。
それぞれの選択肢について、詳しく解説していきます。
再リースをする
ビジネスホンのリース契約終了後に、再度リース契約を結び、再リースするという方法があります。
使い慣れているビジネスホンを継続して利用したい、ビジネスホンの入れ替えの予定がないという場合に、再リースがおすすめです。
再リースは、改めてリース契約を結ぶことになりますが、リース料金が安くなる場合もあります。
ビジネスホンをリース提供する会社によっては、リース料金を10分の1におさえることができることもあるようです。
リースで利用していたビジネスホンの状態に不安がある場合には、新しいビジネスホンに変えて、再リースすることも可能です。
リース期間中のビジネスホンの稼働状況を考慮して、再リースの台数を変更するのも経費削減に効果的でしょう。
再リースに合わせて、ビジネスホンの必要数などを検討してみましょう。
リース品を買い取る
ビジネスホン業者によっては、リースで利用していたビジネスホンを買い取ることができます。
ビジネスホンの購入費用は、リース総額よりも安いため、リース総額が高かったという場合は、買い取ってしまうのも一つの方法です。
これまで使っていたビジネスホンを継続して使うことができるというメリットもあります。
ただ買い取りを利用できるビジネスホン業者は多くないため、買い取りできるかをあらかじめチェックしておくようにしましょう。
新しいビジネスホンに入れ替える
ビジネスホンのリース契約終了後、ビジネスホンを返却し、新しいビジネスホンに入れ替えるのも選択肢の一つです。
ビジネスホンの購入に初期費用がかかりますが、ビジネスホン利用の総額を比べると、購入した方がお得になります。
リース契約や新品ビジネスホンの購入が難しいという場合は、中古のビジネスホンを購入するという方法もあります。
新品ビジネスホンよりも安く、初期費用をおさえることができます。
自社でビジネスホンを購入することは、経費以外にも、契約期間を気にしなくても良いというメリットもあります。
契約期間にこだわらず長期的に利用できることや必要な機能に合わせて買い替えることなど、ビジネスホンの運用に自由度があります。
新しいビジネスホンへの入れ替えを検討している場合は、リース期間終了に合わせて、ビジネスホン入れ替えの計画を立てておきましょう。
スムーズに新しいビジネスホンに移行することができます。
まとめ
ビジネスホンのリース契約について、理解できたかな?
リース契約は初期費用を抑えることができるけれど、その分トータルして支払う代金が高くなってしまうという事を頭に入れておこう。
ビジネスホンは、購入だけでなく、リースで費用を支払うこともできます。
ビジネスホンのリース契約のメリットは、
- 初期費用を抑えられること
- 最新機種が使えること
- 節税
が挙げられます。
購入よりも総額が高くなる、途中解約ができないといったデメリットの理解も必要です。
リース契約終了後の選択肢についても検討してみましょう。
再リースや買い取り、入れ替えによって、費用が変わってきます。
ビジネスホンのリース契約を活用して、初期費用を抑えて、ビジネスホンを導入してみてくださいね。