電気工事の料金っていくらくらいなの?相場を知って最適な価格で依頼をしよう!

電気工事の相場

新店舗の開店やオフィスの開設、自宅のリフォームをするときに電気工事が必要でしょう。

でも計画している電気工事の内容だと費用はどのくらいかかるのだろう、と疑問を持つ方も多いと思います。見積もりをとって値段を見ると、自分で材料を購入して工事したほうがよいと思う方もいるかも知れません。

しかし電気工事は、電気工事士の国家資格を持っていなければいけません。ですから、適正な金額で施工してもらうには、自分たちが工事料金の相場を知って最適な価格で依頼することが重要です。

そこで今回は電気工事の費用の違いの理由は何か、必要な工事にはどんな費用がかかるのか、ご紹介していきます!

構造によって異なる電気工事の相場

費用は構造で大きく違う

電気工事の費用でまず考慮に入れておくべきなのは工事をする施設の構造です。住宅や小規模な店舗なら木造、マンションやオフィスビルなら鉄筋コンクリートで作られているでしょう。

構造によって施工のしやすさが異なり、費用に大きな違いがでてきます。

 

木造の場合

木造の場合は新築・リフォームのどちらの場合でも配線や設備の増設は比較的容易です。

新築時は配線工事が一つの工程で行えるので、スケジュールが立てやすく、投入する工事士の数も少なくすみます。

配線工事で使用する材料も電線がメイン(VVFケーブル等)で他に消耗部材の費用くらいしかかかりませんし、器具(照明や配線器具)も設置にさほど手間がかからないことが多いでしょう。

ですから木造の建物の場合は、施工しやすく比較的安く工事ができます。

 

鉄筋コンクリートの場合

鉄筋コンクリート造の建物の場合は、新築でも増築・リフォームにかかわらず木造なら一つの工程でできる内容の工事が複数の工程に分けて行わなければなりません。

新築の場合、鉄筋が組まれた後に電気配管を行い、その後配管への電気配線の通線作業があるので、配線工事だけでも複数の工程が発生し、工事日数も多く、人件費も増えていきます。

また、コンクリートを打設すると、配管や器具用のボックスは埋まってしまうため、多くの場合やり直しができません。たとえやり直しできたとしても工期も費用もかなりかさむことになるでしょう。

増築やリフォームの場合は、既設のものを移動できないことも多いですし、増設も木造よりも多くの工程が必要になります。

しかし、鉄筋コンクリート造でもスケルトン(内装をすべて取り除いた状態)でリフォームできるなら比較的施工はしやすいです。

どちらにしても鉄筋コンクリート造の場合は木造に比べると数倍の費用がかかると考えておきましょう。計画段階での打ち合わせを綿密に行っておくことも費用を抑えるコツになります。

 

電気工事にかかる費用の相場

工事内容ごとの相場

構造の違いで工事費用が大きく変わることは前述しましたが、設備の新設か増設か、それとも交換だけか、内容によっても費用は違います。

電気工事に含まれているいくつかの工事費用について取り上げましょう!

配線工事にかかる費用

比較的見定めるのが難しいのがこの配線工事の費用です。

単純に配線材料は材料の単価に距離をかけた費用と人件費、工事費を加えたものと考えるかもしれません。

しかし、配線する場所によって工事代金は一律にならないことが多くあります。事前に現場調査を実施した見積もりであれば、見積書の金額が変わることはないでしょう。

しかし工事費を一律料金で見積もっている業者の場合、施工時に穴あけ工事などの他の工事が発生すると別途工事費を請求される場合もあります。

後でも取り上げますが、特に配線工事は施工内容で費用が大きく異なるので一律の相場で考えるのは難しいでしょう。

とはいっても全く金額がわからないのでは、このページを見ていただいた意味がなくなります。あくまでも平均的な相場ですが、新設の配線費用(〜5m)で¥26,000〜です。

もちろん相場ですので、業者ごとで増減はあります。しっかり見積もりを取って確認しましょう。

 

コンセントやスイッチ増設費用

コンセント工事の場合、延長配線の場合と専用回路にする配線では費用が変わってきます。延長配線であれば、配線とコンセント設置の工事費用と材料費となります。

しかし専用回路での増設は、延長配線の工事にブレーカーの増設が加わったり、より太い配線を使用して材料費が高くなる場合があります。配線距離も長くなることもかんがえられますので専用回路の方が費用はかかるでしょう。

スイッチの増設の場合は、新規の増設に加えて既存のものも交換する場合もあります。

例えば部屋の照明を片切スイッチ1箇所で入切りしていたのをスイッチを増設し2箇所で入りきりしたい場合は、両方のスイッチを3路スイッチに交換する必要があります。

コンセント増設工事の相場は既存の配線からの延長が¥12,000〜専用回路での増設が¥16,000〜、スイッチ増設工事の料金相場は増設・交換とも¥8,000〜ほどです。

 

照明器具の取り付け費用

オフィスや店舗の改装や自宅のリフォームでもこだわりたいのが照明器具ですよね。インテリアの一部になりますし、今後の消費電力つまり電気代に大きく関わってきます。

照明器具の設置工事もどんな器具を設置するかで費用が変わってきます。直付けの照明器具の増設は比較的安価に設置できます。ただし、蛍光灯の照明器具は今後生産が終了していくので、今後は照明器具は蛍光灯よりLED照明がメインになります。増設を機に既存の器具もLEDに交換すると蛍光灯がなくなってから工事をするよりいいかもしれませんね。

その他、補強が必要なシーリングライトやシャンデリアの設置、穴あけの必要なダウンライトは工事費が高価になるでしょう。

工事費の相場ですが、直付けの照明器具なら蛍光灯・LED照明の設置はどちらも¥8,000〜、シャンデリアやダウンライトは¥20,000〜ほどです。

照明器具工事は器具代や取付費用とともに維持費も検討して選ぶことをオススメします。

 

アンペアの増設工事にかかる費用

改装を行い、設備を増設するとアンペアの増やさなければならない場合もあるでしょう。この工事は他の工事より費用がかかります。

まずは契約アンペアを上げて契約ブレーカー(関西電力・中国電力・四国電力・沖縄電力のエリア内では設置されていない)を交換する作業が必要になります。こちらは電力会社からの貸与品なので交換は基本無料ですが、場合によっては費用がかかるので電力会社に確認が必要です。

加えて新たな設備に合わせた分電盤への交換が必要になるでしょう。その場合は分電盤、工事費、消耗部材費などで8〜10万円が相場です。

既製品の分電盤で対応できない場合は、メーカーへの特注や業者が設備にあった分電盤を作成することもあります。その場合、部品代に加えて分電盤制作費用などが別途かかります。

どちらの場合でも、提案をうけた時に価格も含めて「なぜその内容にする必要があるか」を設計内容と比較しながら確認するようにして下さい。

 

LAN工事にかかる費用

現在のオフィスではLANがきちんと整備されていなければ業務に支障をきたします。

事務所の開設はもちろん、改装や増築でも必ず必要な工事です。また、店舗や自宅でも増築やリフォームを機にLAN設備を整えておきたいですよね。

LAN工事も電気工事のように専門家による施工が必要になります。配線はもちろんのことLANケーブルを作成することもありますし、HUBなどのネットワーク機器の設定も必要になります。ネットワーク機器の設定ができずに施工だけ行う業者もいるようですから、業者選定の際に金額とともにこの点は必ず確認しましょう。

LAN工事の相場は下記になります。
・10名規模のLAN環境を構築する場合は15万円〜
・フロアを跨いだり屋外配線が伴う工事になる場合は20万円〜
フロア跨ぎや屋外配線には穴あけ工事や天井裏での作業が必要になるので料金が上がります。

LAN工事には電気工事が発生することもあります。

LANの設備を増設する際にHUBの設置なども伴いますし、使用するPCの台数が増えるでしょうから、そのための電源の増設工事が発生するのです。既存のコンセントから延長で良い場合もありますし、ブレーカーの新設が必要になる場合もあるでしょう。

どちらにしても前述のコンセント増設工事が必要になるでしょう。

 

 

価格が適正かどうかを判断するには

適正な見積もり

相場と思える費用や判断の仕方を取り上げてきました。しかし電気工事の難しいところは実際に工事する施設や内容によって相場が大きく変わるという点です。

では、希望通りの工事を適正な料金で依頼するにはどうすれば良いのでしょうか。

ポイントは2つ、複数社の見積もりを取ること見積もり内容の確認です。

 

複数社を比較する

工事内容が簡単に相場に当てはめられないとしても、同じ工事内容を複数社に見積もってもらえば、適正な工事料金がわかってきます

電気工事は安いものではありません。面倒がらずに最低でも3社には見積もりを取るようにしてください。

では、どんな業者に見積もりを依頼すると良いのでしょうか。

付き合いのある電気工事店や地元の工務店から紹介された電気工事店は「繋がり」があるので安心でしょう。

最近ではネットで電気工事を全国展開しているサイトもあります。比較的安く、見積もりをネットやメールで完結できるので忙しい担当者には魅力的かもしれません。

もちろん悪くはありませんが、どんな施工業者が来るかわからないのは不安ですし、追加工事がでて後から別途請求が発生することもありえます
それでもネットでやり取りをするメリットは大きいですし、金額的にも安い場合もあります。

それらのメリットを生かして、ネットで業者を探すなら見積り無料・自社で施工をするオフィスクローザーにご依頼ください!工事や機器に関するご質問や細かな確認にも丁寧に対応いたします!

 

見積りの詳細を確認する

複数社から見積もりをとり概観すると、安く施工してくれる業者に依頼したいと思うでしょう。

でも見積もりを見るときには、金額や大まかな項目だけを見るのではなく、詳細もしっかり確認すると適正に工事をしてくれる業者かどうかを見極められます

みなさんならどんなところに注目しますか?

例えば、コンセント増設工事の見積もりの場合、「配線工事一式」「材料費」などと項目を分けているようでも内訳が不明瞭な見積もりを見ることがあります。

そのまま進めると想定していたのと違う施工になる場合もあります。安さの理由は要望が漏れているためだったということもあります。見積もりの詳細はしっかり確認する必要があるのです。

配線工事なら、使用する材料と長さ、材料費のところには品名や型番、個数が記載している見積もりなら安心できます。

もし費用が安く依頼したいと思える業者が大まかな見積もりを出してきているなら、改めて「項目」「型番」「単価」「数量」などの詳細を明記してもらうようにしましょう。

 

まとめ

電気工事の適正価格を理解するのが難しい理由がおわかりいただけたと思います。

施工箇所の構造によって費用は大きく変わります。工事の費用も内容によって違いますし適切な方法で施工してもらうと工事費がアップすることもあります。
適正な価格で安心できる業者に依頼するためには必ず相見積もりを取りましょう。見積もりの詳細をチェックすることも大事なポイントです。

この記事を参考にしていただき、安心できる業者に依頼して納得の料金で納得の工事をしていただきたいと思います!