ビジネスホンの業者選びって何を基準にすればいいの?失敗しない業者選びのポイントをお教えします!
ビジネスホンを取り扱っている業者はたくさんあるけれど、中には、悪徳な業者も存在するんだ。
今回の記事では、ビジネスホンの設置を依頼する業者選びについて、詳しく見ていこう。
ビジネスホンの販売や設置を行うビジネスホン業者。
ビジネスホン業者は、数多くあり、サービスや料金などに違いがあります。
ビジネスホンの導入にあたって、どのビジネスホン業者でもよいかと思っている場合は、業者選びに注意が必要です。
ビジネスホン業者選びを間違えてしまうと、費用が高くなったり、ビジネスホンの故障に対するサポートが不足していたりするなど、トラブルにつながる可能性があります。
今回は、ビジネスホン業者の選び方のポイントを解説していきましょう。
失敗しない業者選びで、納得いく業者に依頼できるようにしましょう。
パッとみでわかる目次
ビジネスホンの業者選びで大切な心構え
ビジネスホン業者を選ぶ際には、いきなり業者に依頼するのではなく、準備や心構えが必要です。
何も準備ができていない状態であれば、後から高額な費用を要求されていたと気づくことになってしまうかもしれません。
ビジネスホン業者について知識をつけたり、ビジネスホン導入のプランなどをあらかじめ準備しておくことが大切です。
ビジネスホン業者選びを焦らずに、まず心構えから始めましょう。
まずはある程度の知識をつける
ビジネスホンの導入やビジネスホン業者について、知識をつけることが大切です。
ビジネスホン業者に任せきりになると、計画にない提案を受け入れるなど、不必要な部分に費用をかけてしまうこともあるでしょう。
ビジネスホンについて、知っておくことで、必要なサービスを適切に利用することができます。
ビジネスホン業者選びについて覚えておきたいのは、ビジネスホン設置に必要な機器、工事工程です。
ビジネスホン機器の購入費用や工事工程それぞれにかかる費用などを把握しやすくなります。
ビジネスホン導入に必要な機器には、電話機、主装置、ユニットがあります。
ビジネスホンは、電話機を置くだけは使用できないため、発着信を分配する主装置や外線・内線などの機能を組み込むためのユニットが必要です。
電話機の台数や組み込むユニットによっても、費用が変わります。
工事工程も覚えておきましょう。
不必要と思える工事があれば、指摘できる場合もあるかもしれません。
工事工程は、配線工事、主装置設置・設定、電話機設置・設定、電話回線の引き込み、動作確認という流れが一般的です。
工事の工数が増えると、作業員の派遣が必要になり、費用も高くなります。
他にも、ビジネスホン業者のサービス内容もあらかじめ見ておくと良いでしょう。
工事内容やアフターフォローなどできるだけ情報を集めてから、依頼するのが最適です。
どんな運用をしたいかプランを立てる
ビジネスホン業者に依頼する前に、ビジネスホンをどのように運用するかプランを立てておきましょう。
ビジネスホンの導入の前には、業者からヒアリングがあります。
もしプランがないと、ビジネスホン業者の提案に丸め込まれてしまうかもしれません。
具体的なプランとしては、まず利用台数や同時通話数を検討しましょう。
オフィスでどのくらいの電話機が稼働するのかによって、電話機の台数、回線数を決めます。
初期費用をおさえるためには、中古ビジネスホンか新品ビジネスホンを選ぶかも大切です。
中古ビジネスホンを購入できる業者であれば、電話機の購入費をおさえることができます。
どこにビジネスホンを設置するかといったレイアウトも計画しておきましょう。
ビジネスホン業者によるヒアリングや下見もありますが、レイアウトを決めておくと、スムーズに工事が進むでしょう。
将来的に社員数が増える予定がある場合は、増設も視野に入れると、長期的にプランを立てることができます。
プランがしっかり立てられていれば、プラン通りにビジネスホンを導入できるか、予算におさめられるかで、ビジネスホン業者を選ぶことができます。
ビジネスホンを導入する時には、事前に計画を立てておく事が大切なんだね。
見積内容が適切であるかどうかを判断できる知識を身に着けておくことも必要だね。
見積もり内容を精査する慎重さが必要
ビジネスホン業者に依頼をすると、ヒアリングや下見をもとに、見積もりを作成します。
見積もりから工事工程や必要な機器に合った料金を把握することができます。
見積もりの総額も重要ですが、見積もり内容を精査することも大切です。
見積もり内容それぞれを見極め、適切な価格か判断するようにしましょう。
主な見積もり内容としては、
- 主装置設置費
- 電話機設置費
- 設定費
- 配線工事費
- 作業員派遣費
が挙げられます。
プランに合った金額であるか、提案していないサービスが含まれていないかなど、細かくチェックしましょう。
アフターフォローなども見積もり段階で確認しておくことが必要です。
良いビジネスフォン業者の特徴
安心して依頼できる業者の場合には、会社の情報や電話番号をしっかりとホームページに記載しているよ。
その他にも、事例や見積りの一例をホームページで提示していたり、問合せに迅速に対応してくれたりする場合には、信頼できる業者と言えるね。
ビジネスホン業者に依頼する前の準備ができたら、いよいよビジネスホン業者選びをしましょう。
ビジネスホン業者は数が多く、中には、工事資格を持っていなかったり、希望していないサービスを追加してきたりする業者も存在します。
良いビジネスホン業者を見極めるためには、いくつかのポイントがあります。
数あるビジネスホン業者から良いビジネスホン業者を選ぶヒントにしてみましょう。
ホームページに問い合わせ先や会社概要が記載されている
ビジネスホン業者のホームページに、問い合わせ先や会社概要が記載されている場合は、良い業者と言えるでしょう。
要望やトラブルなどにしっかり対応しているとわかり、安心して依頼することができます。
会社概要があることで、ビジネスホン業者の所在地や電話番号などを把握でき、実態のある会社であるとわかります。
悪徳な業者の場合は、不当なサービスが明らかにならないように、連絡先や所在地がわからないようにしていることもあります。
費用や工事工程などに目が向きがちですが、まずビジネスホン業者の情報がしっかり記載されているかを確認しましょう。
施工事例や実際の見積内容が記載されている
施工事例や見積内容例が記載されていることも、良いビジネスホン業者の特徴です。
どのような工事でビジネスホンが導入されるのか、どのような項目にどれだけ費用がかかっているのかがわかります。
ビジネスホン導入の流れをイメージしやすいため、ビジネスホン導入の計画を立てたり、予算を立てておいたりするなど、準備も取り組みやすいです。
見積もりを精査して、できるだけ予算にあった導入に役立てることもできます。
初期対応が迅速である
ビジネスホン業者の初期対応には、電話などによる問い合わせやヒアリング、下見などがあります。
迅速な初期対応は、サービスの質を見極められる部分です。
電話対応ですばやくヒアリングの日程を決めてくれたり、ヒアリングや下見がすばやく、見積もりをすぐに出してくれたりするなどは、依頼する側としてもありがたく、良いビジネスホン業者と言えるでしょう。
こんなビジネスフォン業者はダメ!
電話番号を教えてもらう事ができなかったり、リースでの提供や、新品のビジネスホンの購入を迫ってくるような業者には注意しよう。
良いビジネスホン業者とは反対に、注意したいビジネスホン業者も存在します。
悪徳なビジネスホン業者と知らずに、依頼してしまうと、費用を多くとられてしまったり、アフターフォローをしてもらえなかったりするなど、トラブルが起きる可能性があります。
注意したいビジネスホン業者の特徴をおさえ、良いビジネスホン業者を選びましょう。
電話での問い合わせができない
電話での問い合わせができないビジネスホン業者は、おすすめできないビジネスホン業者の特徴です。
ビジネスホン導入の金額や工事工程などで不明点があっても、問い合わせできないため、見積もりの見直しができなかったり、そのまま工事にはいってしまったりするなど、トラブルを回避することができません。
サービスの申し込みは、Webページのフォームで行う場合もありますが、電話での申し込みを受け付けている業者がほとんどです。
問い合わせ先がない、電話番号が記載されていないというビジネスホン業者は、情報が不足しており、一度疑ってみる必要があります。
とにかくリースの組み換えを迫ってくる
ビジネスホンの導入にあたっては、電話機を購入する方法以外に、リース契約で借りる方法もあります。
月額料金で利用できるため、電話機の購入に比べて、初期費用をおさえることができます。
オフィス移転時や開業時には、初期費用をおさえたいこともあり、リース契約でビジネスホンを導入することが多いようです。
一見お得に見えるリース契約ですが、リース手数料も含まれるため、結果的に購入よりも高くなります。
リースの組み換えは、組み換え時点からリース期間が新たに始まり、支払う費用が増えてしまいます。
組み換え前のリースの残債もあり、費用がかさみます。
リースの組み換えばかりを勧めてくるビジネスホン業者は要注意です。
「こちらのリースプランは月額料金が安くなりますよ」など、お得な点を強調してきます。
残債や期間の延長によって、総額が高くなることを忘れずに覚えておきましょう。
新品での提案しかしてこない
ビジネスホンには、中古ビジネスホンと新品ビジネスホンがあります。
中古ビジネスホンは、新品ビジネスホンよりも安いため、初期費用を抑えたい場合に適しています。
良いビジネスホン業者であれば、予算などから判断して、安い中古ビジネスホンを提案してくれることが多いです。
中古と新品を比較せずに、新品ビジネスホンしか提案してこない場合は、できるだけ高い費用をとろうとしている可能性があります。
新品の機能面や故障のリスクの少なさなどメリットを紹介されるでしょう。
中古ビジネスホンでも基本的な機能はあり、十分に使うことができます。
新品ビジネスホンでなくてもよい場合は、新品ビジネスホンの提案には乗らないようにしましょう。
まとめ
ビジネスホン導入における業者選びについて理解できたかな?
ちょっとでもおかしい、怪しいと思った場合には、そのまま依頼せず、他の業者を含めて再検討するようにしよう。
ビジネスホン業者を選ぶ際には、まずビジネスホンについて知ることやプランをたてる必要があります。
依頼するビジネスホン業者を決める時は、問い合わせ先など業者の情報が明確か、見積もり内容が記載されているなどもチェックしましょう。
リースの組み換えを勧めてくる業者や新品ばかり提案する業者には注意が必要です。
良いビジネスホン業者を見極め、満足できるビジネスホンの導入を行いましょう。